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防災部

令和4年春季・防災訓練実施報告

日時:令和4年6月19日(日)
場所:滝ノ上公園
参加:26名
防災部

令和4年6月19日(日)、9:30から滝ノ上公園に於いて26名が参加して、近年頻発する風水害、地震、火災に対しての防災、減災の心構え、行動実施訓練を行いました(放水訓練は豆口台第2公園付近で実施)。

今回の野外訓練は、コロナ禍で2年半ぶりでの防災・減災実地訓練でした。
<訓練内容>
① 消火器による初期消火手順は?
② 携帯電話使用出来ない状況下でのトランシーバーによる被災状況を伝達する機器操作と必須伝達内容は?
③ 緊急心臓蘇生のAED操作手順と状況判断と周りに協力を求める行動は?
④ 町内の道路崩壊を想定した、消火栓開栓から放水までの手順は?

訓練の指導は、中消防署山元町消防出張所長以下5名、そして地域で活動されている山手消防団第五分団長以下5名が訓練の重要ポイントについてお手本を示しながら参加者全員が体験して、何故このことを行うか、疑問などやり取りしながら行いました。

特に、
「初期消火は火元に筒先を確実に!」
「被災状況や救済要請内容は正確に!」
「心拍停止の際の応急諸行動は?周囲の協力を求める!」
「消火栓開栓、放水動作の手順は!」
ですが、何といっても
『被災救急救済に対しては落ち着いて慌てない!』
ことが第一であることを体験できたと思います。

そのためには「減災・防災」に対して意識して日頃から行動することで、繰り返しの訓練で体得していくことだと、との声が多くありました。
一連の訓練最後に、山元町消防出張所長より
「昨今の頻繁に発生している災害被災に対しては、
 ・第1は、自分の命は自分で守る『自助』
 ・次に町内会・隣近所による『共助』。
このような今回の共同訓練はお互いに顔が見えることで極めて効果的で重要な訓練なのでこれからも協力していきたい」
との講話があり、11:30に終了しました。

参加の皆様の積極的で熱心な訓練協力で所期の目的を果たせることが出来たことに感謝します。
と共に、非常食・飲料水缶や簡易トイレ製品等を持ち帰ってもらい、試食・試飲・お試し使用体験をお願いしました。

今回、訓練内容、訓練指導は山元町消防出張所長、山手消防団第五分団長から出された資料や実際の119番緊急通話の遣り取りなどのテープを聴く等工夫され、隊員、団員皆さんのわかりやすく明解なものだったと好評でした。そして役員には準備、後片付け、反省会と長時間有り難うございました。

防災部では、来る11月に秋季防災訓練を計画しています。その際には今回、初めて参加された方々のように多くの皆様の参加をお待ちしています。

(後記)
降雨の際は消防署訓練室での訓練を予定していたが、直前まで予報は傘マークでヤキモキしっぱなし。降雨は無かったものの蒸し暑さが懸念材料に。公園の樹木が日陰や流れる風で和らいだことは幸運。しかし1名の方が体調不良で途中退席したことは反省点。
(文責 防災部 小関)

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