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防災部

令和3年秋季・防災体験実施報告

日時:令和3年12月5日(日)
場所:横浜市民防災センター
参加:15名
防災部

令和3年12月5日(日)、町内会防災部(家庭防災員)主催の「横浜市民防災センター」の施設を利用して、頻発する地震・火災・風水害に対する日頃からの意識を再認識する防災体験を実施しました。
当日は、朝から好天でしたが冷たい風の中、大人14名、小学生1名の計15名が集合場所の滝乃上公園からマイクロバスで定刻の9:45出発。防災センターに到着後、センター指導員のもと、次の体験を行いました。

1)「災害シアター」
近年多発する地震のメカニズム、過去の地震被害、今後30年間に巨大地震発生は80%の確率であることを学んだ。建物倒壊・液状化・土砂災害・停電・広範囲な火災・津波・浸水・断水・停電などのライフラインの喪失が想定され、その時どのように行動するかなど、映像を見ながら想定体験をした。
2)「地震シミュレーター」
実際に震度体験(関東大震災震度7/阪神淡路大震災震度6)を体験。その際に取るべき行動を、在宅中・地下街・運転中・エレベーターの中・電車やバスの中・屋外等のケースごとの心構えについて体験した。
3)「火災シミュレーター」
  消火器操作と実際に煙に囲まれるシミュレーションを体験。
① 初期行動の「火事だ―!」で周囲に知らせること。
 「消火器」の操作方法は慌てないこと。 
② 煙の中の避難ではハンカチなどで口を押え身を低くし煙を吸わないこと。
4)「減災トレーニングルーム」
地震発生を想定しての体験。まず避難経路確保、頭を布団カバンなどで守る。避難時にはブレーカーを落とすなどして被害を減らすべく行動する。
5) 最後に「風水害時の避難行動」について、説明員からの講話で「地震はいつ来るかわからないが、風水害は予め進路が詳細想定される。その避難行動は、警報に基づき早め早めの判断で常に考えておく」などきめの細かい指導があった。

以上1時間半に亘って、我々の住む滝ノ上旭台の地域に詳しい指導員(元中消防署勤務)による説明は理解しやすく、防災・減災は「まずは自分の身は自分で守る」ことに尽きることを強く感じ、そして日頃から繰り返しての訓練を通して、参加者は防災・減災に対する意識をもつことの大切さを改めて感じたと思います。
しかし、予定していた非常食・保存食の試食はコロナ禍でセンターでは禁止となり、各自に配給したものを自宅で試しづくりを体験してもらうこととしました。
参加者からは「震度体験ではしがみ付くことしか出来ず怖かった」「地震発生は広範囲に亘るので避難場所は直ちに開設(当町内会は山元小学校)されるが、火災では森林公園などの一時広域避難場所、風水害は繰り返される警報から判断して、早めに親戚友人隣家などと連絡を取りあうことが必要だ、など災害によって行動が異なることをこの体験でよくわかった」などの声がありました。
今回体験ツアーの企画や今後の防災部に対する意見感想のアンケートをお願いし、参加の皆様は熱心に受講して、また貴重なご意見を戴きましたこと、ご協力心より感謝いたします。
尚、今回の訓練には中消防署の「家庭防災員自主活動補助金」でマイクロバス代、非常食、保存食費用に充てています。

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