日時:令和5年7月2日(日) 10:00~12:30
場所:滝ノ上公園
参加:28名
防災部
令和5年7月2日(日)、午前10時から[滝ノ上公園において、お子様3名を交え28名が参加して行いました。
朝から蒸し暑く熱中症に気を付け乍ら、山元町消防所長と隊員の指導のもと防災、減災の行動実施訓練と、さらに今回、文化部と合同で「炊き出し」を行いました。
訓練に先立ち、新規に購入した「軽量テント2張り」を参加者で設営したことは協力共助の訓練に繋がりました。

訓練内容は
①消火器による初期消火手順、簡易担架作成手順を体験
②トランシーバーの機器操作。被災状況、緊急事態時の必須伝達内容を落着いて。
③緊急心臓蘇生のAED操作手順と状況判断と周りに協力を求める行動を模擬体験
④文化部と協力しての「豚汁」の炊き出しと試食試飲しながらの懇親交流
班別に訓練が始まった直後、緊急救急出動要請が指令本部から入ったことから、隊員は公園近くに待機していた消防車輌で出動、帰還するまでの30分程、所長一人となりましたが、所長の的確な指導と参加者の協力とで滞ることなく訓練指導を受けました。
消防出張所長より「こうして顔合わせて、繰り返しての訓練は、極めて効果的。また災害情報をスマホからリアルタイムで得られるツールを利用したり、日頃から講演会などで情報収集するなどして防災減災に心掛けてもらうことが重要」との講話があり、所長と隊員は署に戻りました。

その後、参加者はテント内で日差しを避けながら、炊き出しの「豚汁」や用意したパン、珈琲などを飲食しながら、替え歌「防災の歌」をウクレレ伴奏で合唱したりして歓談、親睦を図りました。
最後に町内会長の挨拶で締めて、保存食、飲料水缶などを持ち帰ってもらい、12時半散会しました。

蒸し暑いなかでの訓練でしたが、参加者皆様の積極的で熱心さが消防署隊員の平易で明解な指導とで、加えて交流の目的をも果たせることが出来たことは全員の協力のおかげでした。
準備から後片付けまでお手伝い戴きました皆様に感謝いたします。
防災部では、11月に秋季防災・減災訓練を計画しています。
その際にも今回同様、お子様を交えて参加された方々と交流出来たように、大勢の皆様の参加をお待ちしています。
(文責 防災部 小関)