今年度秋の防災訓練を次の通り行ないました。
・日 時:令和6年12月8日(日) 午前9時30分~午前11時20分
・場 所:滝之上公園
・参加人員:25名(含む小学生)
・指 導:山元町消防署隊員

今回の防災訓練の目的
①被災時の身近なトイレ事情を想定しての訓練。
②初期消火訓練。
訓練内容(訓練順)
・初期消火訓練
最近頻発している火災(直近では保土ヶ谷の大火)から、初期消火は日頃からの心構えと咄嗟の動き、手順を無意識に行動できるまでの訓練を行いました。
消防隊員から家庭消火器操作説明を受け、参加者全員による消火操作行なった後に、
「消火器交換の時期は?」→10年
「購入は何処で?」 →ホームセンターなど
「廃棄は?」 →購入場所で
など質疑応答がありました。

・簡易トイレ設置・使用・収納訓練と段ボールトイレ作成体験
今秋、町内会で購入した「折畳み式簡易トイレ」を3グループに分け、組立設置、使用体験と収納するまでを行いました。
①備え付けの排便シート、市販された携帯トイレでの凝固剤が、
それぞれ実際にどのくらいの時間で固まるのか、
廃棄をどのように行うのか、
を体験しました。
一部収納に苦労はあったものの、しっかり収めることが出来ました。

②2人1組になって「段ボール2枚で粘着テープとカッターを使用」して簡易トイレを作成、使用を体験しました。

当日は訓練の前に、役員や参加者の協力のもと、パイプ椅子や簡易テーブル設置、防災機器展示など会場設営を行い、定刻の9時30分に草野会長挨拶、山元町消防署市川専任指導員紹介して訓練に入りました。
最後に消防署指導員から
「最近頻発している火災では初期消火が最も肝心であるが、
発見と同時に、周りの人たちに大声で気づかせること、
消防署通報して消火行動となるが、危険を察知したら避難を優先してほしい。
とにかく臨機応変の行動が求められるが、日頃からの防災に対する意識を持ってもらうことで防災、減災に繋がっていくのでこうした訓練は繰り返して行ってほしい」
との総括があり、参加者全員で後片付けを行い、文化部で用意した暖かいコーヒー、ベジタブルスープで体を温め11時20分終了しました。
心配された天候と寒さは、無風で暖かい陽差しでホッとしました。ホットスープ美味しかった!
訓練で使用した「抗菌・消臭携帯トイレ、簡易トイレ用凝固剤、処理後の収納ビニール袋」をお持ち帰りしてもらいました。
参加された皆さんは熱心で積極的な行動と質問する場面が随所に見受けられ、併せて役員、文化部のご協力で終えることが出来ましたことに感謝です。
(文責 防災部 小関)