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防災部

令和7年 春の防災訓練

今年度春の防災訓練を次の通り行ないました。

・日  時:令和7年6月15日(日) 午前9時30分~午前11時20分
・場  所:簑沢ケアプラザ多目的ホール
・参加人員:29名(含む幼児、小学生)
・指  導:横浜市中区危機管理地域防災担当係長 高橋公太氏
「主に中区内の各消防署で多様な消火救命実体験を経て、現在の危機管理部署に於いて火災・風水害・地震災害に対して災・風水害・地震災害に対して広範囲の防災・減災の教宣活動、指導は好評価を得ている」

今回の主な講習・訓練内容
・風水害、地震発生時のケース別の具体的な避難行動、避難場所について
・災害時の情報の入手方法について
・在宅避難とは
・非常食の効果的な保存法(ローリングストックとは)
・災害時のトイレ使用処理方法
・初期消火時の行動と具体的消火器使用手順

講習内容
・高橋講師からそれぞれ整理された資料や実体験からの講義説明により、日常生活の
 中で実践できることを学習しました。

例えば、非常食、保存食は消費期限近くになったら家族で「今日は保存食パーティ
 するぞ」と子供達にも慣れておくことも必要、使え終えたベビーカーは災害時に
 給水運搬用に、紙おむつは吸水に優れている特徴を生かし災害時に活用できる
 など、受講者からはわかり易く質疑応答も的確で「なるほど」と思う内容で
 ありました。

・また災害時の最難問トイレ問題には、実際に水缶、凝固剤とビニール袋を活用して
 の受講者参加の廃棄までの具体的なやり方を学びました。
 千切った新聞紙を凝固剤に応用できる。

・初期消火の際のまずは周りに火災を知らせること、そして退路を確保して炎が
 自分の目線以上になったら迷わず避難する。このことは日頃から意識している
 ことで咄嗟の行動がとれる。

・質疑応答では介護者のいる家庭での避難場所確保に必要なことは(公助となるので
 事情は多岐にわたることからまずは具体的には個々に行政対応になる)、
 災害時には町内会加盟者と非加盟者との区別での対応は(災害時に緊急避難場所
 へは家族状況などの情報を集約するがその対応で区別は現実問題難しい)

参加者の熱心かつ意識の高い質問に講師は丁寧に説明していた。

最後に高橋講師から、
「災害のうち、台風進路は予知で対応対策はある程度出来るが、地震、火災は
 突発的に発生することから、日頃からの対応の心構えで回避できる可能性から
 日常生活の中で自分、家族を守る意識を持って過ごしてもらいたい。
 そのための指導、お手伝いはいつでもできるので活用してもらいたい」
との総括で訓練は終了しました。

参加された皆さんは熱心で積極的な行動と質問する場面が随所に見受けられ、併せて役員のご協力で終えることが出来ましたことに感謝いたします。

 (文責 防災部 小関)