日時:2018年1月13日(土)
場所:皇居外苑・東御苑散策、楠公レストハウス
参加:13名
滝之上旭台クラブ(シニアクラブ)・ノルディックウォーキング同好会
平成30年1月13日(土)、皇居外苑・東御苑散策をメンバー13名で実施しました。
行程は、JR根岸駅を8時30分に出発し、JR東京駅で下車し、東京駅中央口からスタートした。
東京駅の丸の内側は改装工事が終了し、駅前広場からは東京駅全体が久々に一望できた。
一方、皇居側の一直線に伸びる行幸通りを進み、今上天皇のご成婚を記念した和田倉噴水公園を経て、桔梗濠で陽光を浴びて羽ばたく白鳥を横目に、大手門から通行札を受け取って東御苑コースを歩いた。
昭和天皇のお好みであった雑木林、珍しい鯉が泳ぐ二の丸庭園、汐見坂を経て江戸城天守閣跡に上り詰めた。
本丸跡の先の松の廊下跡から富士見櫓に出た。その後、百人番所、同人番所を経て、通行札を返上して東御苑を辞し、皇居外苑に向かった。
再び桔梗濠、蛤濠をへて二重橋濠に差し掛かった。
見れば奥に高くそびえる橋とその手前に眼鏡状の橋が見えるではないか。
果たして「どれが二重橋?」。
恥ずかしながら、監守に恐る恐る伺った。
聞いて納得した。
隣の観光客も長年の疑問が解けたと感慨深げであった。
聞くところによると、ここは江戸城西の丸大手門であったものを明治時代に「皇居の正門」と改名し、明治21年に手前の旧西の丸木橋を石橋に、また同年奥にある木製の西の丸下馬橋を鉄橋に架け替えた。
すなわち、手前の眼鏡状の「石橋」と奥に高くそびえる「鉄橋」を総称して、通称「二重橋」と呼ぶようになったとのことである。
その後、桜田門を潜り、楠正成像をへて皇居外苑内にある楠公レストハウスにて、三の重膳を奮発した新年会となった。

